SUPER GT Rd5 鈴鹿:序盤のクラッシュでリタイヤ

2025年8月29日 SUPER GT

 8月23日(土)-24日(日)、 SUPER GT第5戦SUZUKA GT 300キロレースが、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。
 今シーズン唯一の鈴鹿サーキットでのレースとなる今大会は、前戦のスプリント形式によるノーウェイト戦から、通常通りサクセスウェイトが課されるフォーマットに戻り、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTは24kgのサクセスウェイトを搭載しての参戦となりました。

 23日(土)の練習走行では、ドライバーからのフィードバックが芳しくなく、マシンのセットアップに苦戦する展開になります。
 GT500クラスの占有走行では小出選手がアタックを行い、15番手タイム。予選に向けて不安を残す形で厳しい状況でのスタートとなりました。
 公式予選Q1では小出選手が走行。序盤から積極的にアタックを仕掛けましたが、思うようにタイムが伸びず、結果としてQ1突破とはなりませんでした。これにより、決勝は14番グリッドからのスタートが決定しました。

 24日(日)決勝当日のウォームアップ走行では、前日よりも好感触が得られ、チーム内には追い上げへの期待が高まりました。15:30よりパレードラップ、フォーメーションラップが行われ、52周の決勝レースがスタートしました。
 スタートドライバーを務めた小出選手は、2周目にAstemoシケイン手前で24号車(リアライズコーポレーション ADVAN Z)をパスし、13位に浮上しました。しかし、翌周には再び24号車に先行を許し、Astemoシケイン入口で再度のパスを試みた際にラインを塞がれる形となり、マシン同士が接触した反動でコース外へオーバーランしてスポンジバリアにクラッシュ。17号車は大きなダメージを受けたことでコース復帰は叶わず、4周を完了する前に無念のリタイヤとなりました。なお、24号車には、のちにドライブスルーペナルティが課されました。

■チームコメント

  • - 金石 勝智監督

    フリー走行では持ち込みセットが少々ずれており、バランスはそんなに悪くないのですがグリップレベルが低いというドライバーからの訴えを何とか解消しようとセット変更を繰り返しましたが、フリー走行中には解決できませんでした。Q1は小出選手に行ってもらい、フリー走行からセットを変更したことで車のレベルは向上したようですが、まだ十分ではなく、持ち込みセットの遅れを取り戻せない中、アタックラップはそれなりにまとめてくれましたが、14番手となりQ1敗退となりました。日曜日のウォームアップ走行では塚越選手から車のフィーリングはだいぶ良くなったというコメントがあったので決勝レースに期待していましたが、クラッシュしリタイヤとなってしまいました。マシンは上がり調子だっただけに鈴鹿で完走することができず、悔しさでいっぱいです。次の菅生は、皆さんの応援の力をお借りしながら、優勝でお返ししたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

  • - 塚越 広大選手

    夏の鈴鹿大会は昨年台風で中止になっているので、CIVIC TYPE R-GTとしては初めての条件下でした。昨年、17号車としては鈴鹿との相性が良かったので、実績があるセットアップから始めていきました。ただ、フリー走行からグリップ不足に悩まされてしまい、小出選手がQ1を担当しましたが14番手となってしまいました。予選後にチームと検証し、決勝前のウォームアップ走行では改善の兆候があったので、決勝では追い上げできる期待はありました。スタートを小出選手が行ってくれましたが、3周目のシケイン入口で24号車に接触されてしまいそのままコースアウト、クラッシュとなり自分自身は鈴鹿でレースを走ることなく終わってしまいました。後に24号車にペナルティが出ましたが、僕らとしてはやはり予選で前にいけなかったという部分が大きな課題だと思います。ここ数戦かなり苦戦している中で、セットアップ、タイヤ選択を含めて、レース後もミーティングを行い、次戦の菅生では同じ状況にならないようしっかり準備をして、ウェイトも軽いレースになりますので、勝つためにすべてを懸けて走りたいと思います。

  • - 小出 峻選手

    鈴鹿大会が終わり、結果はリタイヤということで、非常に悔しいというのが率直な気持ちです。車のポテンシャルとしては前日よりもすごく良かったので、14番手からなんとかポイント圏内、そして表彰台まで追い上げるレースをしたかったのですが、他車の攻防に巻き込まれてしまいクラッシュとなりました。次戦の菅生大会では優勝をめざして全力で頑張りたいと思います。応援ありがとうございました。