全日本ロードレースRd1 もてぎ:JSB1000クラス野左根選手が4位、スポット参戦の羽田選手が5位に入賞!

2026年4月13日 JRR

 2026年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦「もてぎ2&4レース」が、4月4日~5日にモビリティリゾートもてぎで開催されました。スーパーフォーミュラとの併催となった本大会には、3日間で46,000人が来場し、開幕戦にふさわしい盛り上がりを見せました。なお、今大会はJSB1000クラスのみの開催でした。
 Astemo Pro Honda SI Racingは、エースの野左根航汰選手と、昨年ST1000クラス王者の羽田太河選手の2名体制で参戦しました。羽田選手はJSB1000クラス初挑戦となり、本大会のみのスポット参戦となります。

【4月4日(土):公式予選】 天候:くもりのち雨 コース:ドライ

  •  予選は、不安定な天候の中で行われ、序盤にタイムアタックを行う難しい展開となりました。野左根選手は1分47秒989で4番手、羽田選手は1分48秒613で6番手につけ、両選手が上位争いを狙えるポジションを確保しました。

【4月5日(日):決勝レース】 天候:くもりのち雨 コース:ドライ

  •  決勝は、一部濡れた路面が残る難しいコンディションの中でスタートしました。野左根選手は序盤からトップグループでレースを進めますが、思うようにペースを上げられず、苦しい展開に。それでも粘り強く走り切り、4位フィニッシュとなりました。シリーズチャンピオンをめざす中で悔しさの残る結果ではありますが、次戦につながるポイントを確実に獲得しました。
     羽田選手は、JSB1000クラス初参戦ながら果敢な走りを披露。レース中盤には一時2番手に浮上するなど存在感を示しました。終盤は4台による激しい5位争いとなり、順位が何度も入れ替わる接戦の中、持ち前の粘り強さで競り勝ち、見事5位入賞を果たしました。

     シリーズチャンピオンをめざすAstemo Pro Honda SI Racingとしては、理想の結果とはなりませんでしたが、両選手ともにポテンシャルを示す内容となりました。次戦は4月24日~25日に宮城県・スポーツランドSUGOで開催される「スーパーバイクレース in SUGO」です。全クラスが実施される一戦となります。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

■監督・選手コメント

  • - チーム監督 伊藤真一

     昨年から準備を進めてきましたが、決勝はうまく噛み合わず、不完全燃焼なレースとなってしまいました。野左根選手自身の調子は良かったものの、予選・決勝ともに実力を出し切ることができませんでした。 羽田選手はJSB1000クラス初レースながらスピードがあることを証明してくれましたし、鈴鹿8耐に向けて良い経験になったと思います。野左根選手については、昨年は転倒によりノーポイントだったことを考えると、ランキング的には悪くないとポジティブに捉えています。反省すべき点はしっかり見直し、次戦SUGOに向けて仕切り直します。今回は多くのお客さまにご来場いただき、レースとしても大いに盛り上がりました。Astemoさまをはじめ、多くのスポンサーの皆さまに応援にご来場いただきましたが、その期待に十分応えるレースをお見せできなかったことは残念に思っています。次戦SUGOは全クラスが開催され、8名のライダーが参戦します。チーム一丸となって挑みますので、引き続きご声援をお願いいたします。

  • - 野左根 航汰選手

     ここまで何もできないという感覚はこれまであまりなかったため、レース序盤からかなり苦しい展開となりました。コーナーの立ち上がりでも違和感があり、パワーをうまく出せず、フロントまわりを中心に非常に厳しい状況でした。路面の張り替え以降に生じている問題もあり、何とかごまかしながら走っていましたが、前についていくことも難しく、無理をしたことで結果的にさらに厳しい状況となってしまいました。國井選手(SDG Team HARC-PRO.Honda)とのバトルもありましたが、自分の強みを出し切れずに走る形になってしまった点は反省しています。 悔しさは大きく、課題も多く感じています。特にロングランでしっかり走り切れなかった点も含めて、改善が必要だと考えています。次戦のSUGOは、良い形で走れていた感覚やデータもありますし、タイヤに関しても良い傾向が見えているので、気温やコンディションを含め、しっかりと見極めていきたいと思います。

  • - 羽田 太河選手

     序盤の3周ほどで厳しい状況に陥りました。コンディション的にも難しく、「これはもう根性でいくしかない」という状態でした。レースウイークから今回のパッケージで乗り始めたばかりで、セットアップもほとんど詰められていなかったため、ライダーとしてどう乗りこなすかを考えながら走りました。2週間前に骨折した鎖骨の状態も確認しながらだったので、自分がどこまで踏ん張れるのか、どこまで持たせられるのかという戦いでした。実際、後半はかなり厳しく、正直ピットに戻りたいと思うほどでしたが、それでも最後まで走り切れたことは良かったと思います。自分のベストは尽くせたと感じていますし、ライダーとしてやれることはすべてやり切ったという手応えがあります。結果についても悔いはありません。次戦SUGOに向けて気持ちを切り替え、ST1000クラスで勝てるようにしっかり準備していきます。