SUPER GT Rd.1岡山:新型PRELUDE GTで挑んだ開幕戦、予選4番手からポイント獲得

2026年4月17日 SUPER GT

 4月11日(土)~12日(日)、岡山県の岡山国際サーキットにて、SUPER GT2026シリーズ開幕戦となる「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催されました。
 Astemo REAL RACINGにとって本大会は、新型車両Honda HRC PRELUDE GTによる記念すべき開幕戦となりました。華々しいデビューへの期待の中、予選では4番手を獲得し、確かな速さを示しました。

【4月11日(土):公式予選】 天候:晴れ コース:ドライ

  •  9時30分からのセッションでは順調にマシンセッティングを進め、2番手タイムを記録しました。
     赤旗の影響で10分遅れとなった予選Q1は、今シーズンからチームに加入した野村選手が担当。走行時間が残り4分という難しい状況の中、渾身のアタックを決め、8番手でQ2への進出を果たしました。
     続くQ2では塚越選手が1分17秒697をマーク。Honda勢トップとなるタイムで4番手を獲得し、決勝に向けて好位置からのスタートを決めました。  

【4月12日(日):決勝レース】 天候:晴れ コース:ドライ

  •  決勝日も晴天に恵まれ、11時50分からのウォームアップ走行では、両ドライバーから「悪くない感触」とのコメントがあったので、細かな調整を加えて決勝に臨みました。
     スタートドライバーは野村選手。オープニングラップはポジションをキープしたものの、序盤に1つ順位を落として5位に。
     GT300クラスとの混走が始まって以降、先頭集団からやや離されながらも、安定したペースで周回を重ね、30周目にピットイン。塚越選手にドライバーを交代し、10番手でコースへ復帰しました。
     後半スティントでは、ピットアウト直後から前方車両との差を詰める展開となったものの、GT300車両のトラフィックに阻まれ、思うようにオーバーテイクを重ねることができず、さらにフロントタイヤのピックアップに悩まされ、ペースアップが難しい状況が続きました。
     塚越選手は粘り強くポジションを守り続けましたが、終盤に順位を落とし、最終的に10位でチェッカーを受け、開幕戦をポイント獲得で終えました。
     開幕戦は10位でのフィニッシュとなりましたが、新型車両のポテンシャルとチームの競争力を見ることが出来たレースとなりました。
     次戦は5月に富士スピードウェイで開催されます。Astemo REAL RACINGとPRELUDE-GTのさらなる進化にご期待ください。

■監督・選手コメント

  • - 金石 勝智 監督

     練習走行では塚越選手に走り出しを行ってもらい、最初から調子が良く、トップタイムを出してくれました。500クラス占有走行では野村選手が担当し、タイムアップをしてくれ2番手タイムとなり、予選に向けて期待をもてる走行となりました。予選ではQ1を野村選手に担当してもらいました。赤旗が出る場面があり絶望感が漂いましたが、残り時間で見事8位通過のタイムを出してくれました。Q2では塚越選手が良いアタックをしてくれ、ポールは取れませんでしたが良い流れを掴んだ感触はありました。決勝日のウォームアップでは、車のバランスはそこそこ良いというコメントで決勝を迎えました。スタートは野村選手に担当してもらいました。順位は落としましたが、頑張って走ってくれたと思います。塚越選手に代わってから、フロントタイヤのピックアップがひどく、ペースが上げられない状況が続き10位まで落ちてしまいました。悔しい決勝レースとなりましたが、予選のスピードでは負けていないところまできていますので、それを富士では決勝に繋げられるようにしていきたいと思います。

  • - 塚越 広大 選手

     2026年の開幕戦が終わりました。ここまで17号車としてテストをしっかりと組み、プログラムを進めてきた甲斐もあって、予選に関してはプレリュード勢最上位の 4位となりました。野村選手は Q1で赤旗が出て難しい状況でしたが、しっかりとQ2に繋いでくれたので、その成果もあってチャンスを拾えました。僕が担当したQ2でもマシンの感触が良く、良いアタックができたと思います。
     決勝に関しては、ウォームアップ走行でロングランの確認をしたものの、自分のスティントではバランスの変化が大きく、それに対して速く走ることができませんでした。なんとかできることは試みましたが、ペースを上げることができず 10位で開幕戦を終えることになりました。予選で前に行ける速さを出すことができたことは良かったですが、ロングランに関してはまだ色々と見つけられてない部分があります。しっかりと今回の反省を踏まえて、次の富士では予選決勝ともに上位で走れるようにしたいと思います。

  • - 野村 勇斗 選手

     予選では Q1を担当し、赤旗が出て焦る場面もありましたが、何とか再開後にベストラップを刻めてQ1を突破できたのは良かったと思います。決勝では第1スティントを担当し、序盤に 12号車に抜かれてしまったのは悔しいところではありますが、その後のペースに関してはそこまで悪くなかったので、やることはやれたかな、と思っています。ただ、第2スティントでタイヤのピックアップがついてしまった原因は、次の大会に向けて見直さないといけないと思います。大会を通して、自分にとってはいい経験もでき、収穫も多いレースとなりました。次戦も頑張ります。