INDYCAR SERIES 第5戦 ロングビーチ・グランプリ レースレポート

2026年4月19日 INDYCAR

 ロングビーチ・グランプリ
 ロングビーチ(アメリカ・カリフォルニア州)ー 2026年4月19日
 ジョセフ・ニューガーデン選手 No.2 Astemo シボレー
 ・ スタート:14位
 ・ フィニッシュ:14位
 ・ ポイントランキング:6位 (-75)

レースレポート:
 NTTインディカー・シリーズを代表する伝統的なレース「ロングビーチ・グランプリ」が開催され、Team Penskeのジョセフ・ニューガーデン選手(No.2 Astemoシボレー)は14位でレースを終えました。
 今大会では、多くの車両が採用しなかった「3回のピットストップ作戦」を実行した数少ないチームの一つとして、Astemoシボレーはレース序盤から注目を集めました。予選では上位進出をわずかに逃し、14番手からのスタートとなりましたが、ニューガーデン選手は事前に立てた戦略をレースストラテジストのジョナサン・デュギッドとともに着実に遂行しました。12周目に最初のピットストップを行い、2セット目のファイアストン製レッドタイヤ(ソフトタイヤ)を装着。コース復帰後は前方に他車がいない状態となり、連続して最速クラスのラップタイムを記録しながら、トップとの差を縮めていきました。すべての車両が一巡してピットストップを終えた段階では、一時的に先頭に立ち、38周目にこの日2回目のピットストップを行いました。しかしその4周後、マーカス・アームストロングをオーバーテイクしようとした際、左フロントタイヤがロックし、タイヤにフラットスポットが発生。これにより強い振動が生じました。58周目にイエローフラッグ(注意走行)が提示されるまで走行を続けましたが、その際のピット作業で問題があり、順位を21位まで落とすこととなりました。
 それでもAstemoシボレーのスピードを生かし、残りの周回で7台を抜き、最終的に14位でチェッカーを受けました。このレースでは、コース上で最も多くの追い抜きを記録しています。

ニューガーデン選手のコメント:
 「本当に厳しい一日でしたが、内容はとても良かったと思います。ほとんどのチームが採用しなかった“3ストップ作戦”を試みました。最初のスティント(ピットストップまでの走行)は素晴らしく、No.2 Astemoシボレーは路面に吸い付くような感覚でした。ただ、2回目のスティント―正確には3スティント目ですが―ターン1でアームストロングを抜こうとしたとき、左フロントの内側をロックさせてしまいました。強い振動が出て、タイヤが壊れるかと思いましたが、持ちこたえてくれました。次のピットまで何とか車体を労わりながら走り、イエローフラッグに助けられてピットに入りましたが、そこで接続のトラブルがありました。その時点で自分たちのレースは難しくなり、数ポジションを失いました。一時は21位まで落ちましたが、14位まで挽回しました。スタート14位、フィニッシュ14位です。ただ、良い点としてはクルマが本当に速かったことです。その点はとても前向きに捉えています。」