筑波ラウンド J-GP3クラス開催 ポンクン選手7位、戸高選手9位、テーシン選手12位と健闘―JRR第4戦
6月21日(日)、茨城県の筑波サーキットにて、2026シーズン第4戦となるMFJ全日本ロードレース選手権「TSUKUBA Round」が開催されました。今大会はJ-GP3クラスのみが実施され、Astemo Pro Honda SI Racingからは3名のライダーが参戦しました。
【6月21日(日):公式予選】 天候:曇り コース:ウェット
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- J-GP3クラス予選
午前中に降った雨は予選開始までに上がりましたが、路面にウェットとドライ部分が混在する難しいコンディションとなりました。そんな中、戸高 綸太郎選手が好走を見せセッション終盤にタイムアップし、自己最高位となる4番グリッドを獲得しました。不安定なコンディションを攻めきれなかったポンクン・イアムノイ選手は11番グリッド、テーシン・インアパイ選手は24番グリッドとなりました。
【6月21日(日):決勝レース】 天候:晴れ コース:ドライ
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- J-GP3クラス決勝
決勝のスタートが切られると、戸高選手が好ダッシュを見せ、真っ先に1コーナーに飛び込みホールショットを奪いました。しかし、2コーナーで1台にかわされ、バックストレートでも1台にかわされ、オープニングラップは3番手でホームストレートに戻ってきました。その後、7番手まで順位を落とすと、序盤ペースが上がらなかったポンクン選手が迫り、チームメイト同士のバトルが数周続きました。ペースの上がったポンクン選手は、前に出た後には単独走行となり、7位でフィニッシュしました。逆にペースの上がらなかった戸高選手は、マシンポテンシャルで上回るライバルに対し奮闘して9位でチェッカーフラッグを受けました。テーシン選手は徐々にペースを上げ24番手から着実に順位を上げ、12位でフィニッシュしました。
次戦は、8月29日(土)~30日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで、「MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 SUPERBIKE RACE IN MOTEGI」が開催されます。引き続き、Astemo Pro Honda SI Racingへのご声援をよろしくお願いいたします。
■監督・選手コメント
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- チーム監督 伊藤真一
今回は、ライダーそれぞれの成長と課題が見えたレースウイークだったと思います。ポンクン選手は、練習走行から59秒台に入れるなど調子がよく、トップ5も期待できる状態でした。しかし予選は雨となったため、思うようにペースを上げることができませんでしたが、レベルは確実に上がっています。本人の目標も高くなっており、その分、結果とのギャップに苦しむ部分もあると思います。技術面だけでなく精神面も含めて成長している最中です。テーシン選手は、前戦の転倒の影響で十分な準備ができない中でしたが、まだまだ本来の力を出せていません。尾野弘樹選手(P.MU 7C GALESPEED)のように、いいお手本がいますし、J-GP3クラスのレベルも上がってきているので、その中で表彰台争いに加われるライダーになってほしいと思っています。戸高選手は予選4番手から決勝では2番手を走る場面もありました。特にブレーキングやコーナー進入の精度はよくなっています。まだ改善できる部分はあるので、課題を克服し、さらに成長した姿を次戦で見せてくれることを期待しています。筑波サーキットは観客との距離が近く、ライダーの技術をごまかすことができないコースです。だからこそ、ここで速く走れることには大きな価値があります。また関東圏ということもあり、多くの関係者、ファンの皆さまにも応援に来ていただきました。普段とは違った雰囲気の中でレースができたことは、ライダーたちにとっても大きな経験になったと思います。J-GP3クラスのチームは、育成を大きなテーマとして多くのご協力によって若いライダーたちが挑戦できる環境が作られています。その期待に応えられるよう、後半戦もチーム一丸となって成長を後押ししていきたいと思います。
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- テーシン・インアパイ選手
前戦のオートポリスでクラッシュしてしまった影響もあり、土曜の走行まで乗ることができず、とても悔しい期間でした。ただ、土曜のプラクティスでは昨年のベストタイムを更新することができたため、予選と決勝に向けて良い手応えを感じていました。しかし、予選は初めて経験するウエットコンディションとなり、自信を持ってプッシュすることができず、24番手という厳しい結果になってしまいました。これまでで最も後方のグリッドでしたが、決勝は失うものはないという気持ちでスタートしました。レースでは前のライダーを一人ひとり確実にパスすることに集中し、着実に順位を上げることができました。最終的に12位でフィニッシュすることができ、満足できる順位ではありませんが、最後まで諦めずに戦い抜けたことは次につながる収穫になりました。次戦のもてぎまでタイでしっかりとトレーニングを積み、さらに成長した姿をお見せできるよう頑張ります。日本とタイのファンの皆さまに良い結果を届けられるよう全力を尽くしますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
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- ポンクン・イアムノイ選手
初めて走るサーキットでのウエットコンディションということもあり、路面状況に対して十分な自信を持てず、予選では思うような走りができませんでした。決勝はドライコンディションでのレースとなりましたが、スタートをうまく決めることができず、集団の中に埋もれてリズムを崩してしまい、一時は12番手まで順位を落としてしまいました。レースペース自体は悪くなかったので追い上げを試みましたが、前との差をなかなか縮めることができず、ポジションを上げるまでに時間がかかってしまい、課題だと受け止めています。どのようなコンディションでも安定してパフォーマンスを発揮できる力が、まだ足りていないと感じています。それでも今回のテストからレースウイークを通して良いタイムを記録することができ、全体の中でも上位を狙えるポジションで戦えたことは自信につながりました。次戦のもてぎまでタイに戻ってしっかりと練習を重ね、さらにパフォーマンスを高めていきたいと思います。次こそ納得のいくレースをお見せできるよう全力で準備して挑みます。
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- 戸高 綸太郎選手
土曜日からフィーリングよく走れ、自己ベストを更新することができ、良いレースウイークの初日を迎えることができていました。日曜の予選はウエットコンディションでしたが、僕は雨が苦手ではないので、思った以上に良い感じで走ることができました。結果は4番手と自分でも驚くようなグリッドを獲得することができました。レースはドライコンディションになりましたが、あまりグリップを感じることができず、残念ながらペース的にもベストには届かず、ポジションを落としてしまいました。そんな中でもコーナーへの進入は他メーカのタイヤを履くライダーにも負けずに突っ込むことができ、バトルを楽しむことができたので、レース内容には満足しています。地元の九州に帰って自分に足りない箇所を重点的に練習して、次戦もてぎに戻ってきたいと思っています。