技術による価値創造
先進技術を活かしたモビリティソリューションを通じた社会への貢献
技術に関わるマテリアリティ
「安全」と「自由」な移動を実現する先進技術の開発とソリューションの提供
DX・AIを活用した新たな価値創出とそれらがもたらすリスクへの先行的な対応
2030年のありたい姿
- 先進技術を用いたモビリティソリューションの提供を通じた社会への貢献
- DX・AIの活用による先進的な技術を搭載した製品の供給
- 先進技術の開発や業務効率の向上を牽引・推進するDX人財育成を10%*へ
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間接部門の従業員における割合。
Action
Astemoのソリューション
Astemoグループは、高度なコンピューティング技術と先進のネットワーク・デジタル技術を活用し、SDV時代の開発をリードするIoVプラットフォームを開発。クルマの継続的な進化に貢献しています。
SDVではクルマのなかで分散していた複数のECUが統合され、中央集約型の高性能コンピューティングプラットフォームへと生まれ変わります。
また、ソフトウェアとハードウェアを分離したIoVプラットフォームを構築し、継続的な進化を加速するエンジニアリングクラウドの提供を進めています。高度なセンシング技術と、走る、止まる、曲がるといったすべての運動制御を統合するクロスドメイン統合制御を強みに、新たな価値を創出しています。
これらの開発に際しては、AIを最大限に活用して開発効率の向上を図り、より高度な自動運転・先進運転支援システムに新しい機能や価値を提供していきます。さらに、社会を走行する車両から得られたデータを集約し、データドリブンでソフトウェアを改良・改善していく開発環境の構築にも取り組んでいきます。
Astemoグループは、圧倒的なスピードによる価値創生の実現に貢献していきます。
デジタル人財の育成
Astemoグループでは、事業計画の推進に向けて、2021年度より独自のDX人財育成の取り組みを実施してきました。2024年度には、DX推進に必要な役割(DXけん引層、DX推進層、DX活用層)を設定。従業員のデジタルスキルの向上と企業のデジタル文化の醸成を目的として、リーダーシップの強化、デジタルツールの理解、ビジネス変革の事例学習などを含むトレーニングを実施しました。この取り組みは2029年まで継続する計画です。
知的財産の活用
知的財産本部では、知財ガバナンスの観点における「自社知財の保護と他社知財の尊重」「自社ブランド価値を高める」といった2つの行動規範の下、活動を推進しています。
Astemoにて新たに策定されたMISSION・VISION・VALUESと知的財産本部の上位組織である技術開発統括本部の方針の下、「知財を用いて企業価値を高め、ステークホルダーの成長に貢献する」との方針を掲げ、以下の3点をミッションとしています。
- 事業と設計自由度の確保
- 知財情報の利活用
- 社会に貢献する新しい価値を知財で創る
これらを実現するための源泉は人財と質の高い発明にあると考えています。そのため、発明の捉え方や発明の拡張の方法などについて自らの発明をより良く把握し、表現できるようなツールを準備し、使い方を講義するなど技術者教育を実施しています。発明創生の実務では、知財担当者が公知例との差別化についてサポートして特許出願につなげていきます。出願前には、発明者だけでなく設計開発のエキスパートも参画する発明ブラッシュアップ会議において、関連技術とのシナジーや事業の観点からも技術や発明の質を高めるブラッシュアップを実施し、事業に貢献できる発明に仕上がっているかを確認しています。また、技術戦略や事業戦略、新たな価値の創造への知財情報の利活用を推進しており、2024年度は新たな情報分析ツールを導入し、これを加速/浸透させています。
このように、特許を主とする知財ポートフォリオを強化し、特に、社会課題を解決する技術や環境に貢献する技術などの知財化を通して知的財産を経営資源として強化することで、お客さまに求められる会社となることをサポートしています。